自己活動&交流保育
SELFACTIVITY

自己活動


自己活動は、通常は自由遊びと言われるものですが、一人ひとりの主体的な活動(遊び)の選択、集中、達成に視点を置き、「自己活動」と表現しています。青井保育園では、この自己活動という視点をどの年齢でも大切にして保育をしています。

幼児クラスでは、8:30〜9:45までの朝の自己活動の時間に、クラス間の交流ができるようにしています。子どもたちは、3〜5歳の保育室とホールの中から、自分が行きたい場所を選んで遊びます。
どのクラスに行っても戸惑いなく遊べるように、幼児クラスの基本の物理的な環境構成は同じになっており、子どもが自分で遊具・教具を選択して遊べるように、子ども目線で整備されています。

子どもたちは、自分で選んだ遊びを、満足できるまで遊びこみます。好きな遊びに集中し、試行錯誤しながら遊びを拡げ、達成し、充実感を得ていくことで、子どもたち一人ひとりの心の安定と自信、個性、学びの芽を育んでいきます。
一人ひとりの子どもの得意なところと苦手なところを職員が把握し、得意なことを伸ばし、苦手な事にも取り組めるように、子どものペースや興味に合わせて工夫しながらサポートしていきます。

交流保育


保育園では、異年齢の子どもたちが交流して遊ぶ場面がたくさんあります。
園庭では、0歳児から5歳児までの子どもたちが、触れ合ったり、真似したり、教え合ったり、助け合ったりしながら遊んでいます。
幼児クラスの朝の自己活動の時間は、3歳児・4歳児・5歳児クラスの行き来が自由になっています。
ホールで行っている感覚保育と調理保育では、3歳児、4歳児、5歳児が一緒に活動します。
乳児クラスでは、年度の後半にホールで一緒に遊ぶ時間を設けています。
土曜保育、8:00までの朝の保育、18:30以降の延長保育は、異年齢の子どもと一緒に過ごします。

こうした活動を通して、子どもたちは自分のクラスの友だちだけでなく、他の年齢の子どもとも交流を深めていきます。異年齢交流によって、教えたり教えてもらったり、手伝ったり手伝ってもらったりしながら、小さい子どもを大切にする気持ちや、大きい子にあこがれる気持ちが膨らみ、同年齢では得られない「きょうだい」的な友だち関係が育っていきます。